2016年11月19日土曜日

SUN-1000GTIL2-LCD リミッタ機能を使ってみた

リミッタ機能をもった機種を購入したのに、分電盤までの工事が面倒で使っていません。折角なので実験環境を作成しテストしてみました。

設定は簡単で、本体の「Limit Mode」と「Internal Limiter」にチェックを入れるだけ。
CTセンサーは本体裏面のInternal端子に接続し、受電側の方端子に取り付けます。
リミッタ機能を有効にすると、AC電圧の下に電力会社から受電している電力が表示されます。

 CTセンサには向きがあって、ここでマイナス表示になる場合は取り付けが反対です。
本来であればCTセンサを反対にするのですが、GTIのコンセントをひっくり返すことによっても同様の効果があります。逆に再取り付けの際は注意が必要です。

※※ 注意 ※※
太陽光パネルではなくバッテリを接続する場合は、負荷を接続し必ずプラス表示になることを確認してください。バッテリを繋いだとたん1000Wまで出力が上がってしまい、バッテリを痛める可能性があります。
 バッテリ対応の場合は、最大放電量を指定できるので最初は低めに設定しましょう。

接続構成は、 

小容量のバッテリなので、負荷は半田コテ(クイック機能で100W程度)に抑え、待機~小電力運用時の動作を確認します。
結果は大成功! 負荷の変動に合わせてGTIから電力を供給出来ています。これによりバッテリを介して独立系とGTIの連携運用が可能になります。

残念ながら今のバッテリでは容量が少ないため、300Wパネルを接続することが出来ませんが、そのうち試してみたいと思います。

追記
実際に分電盤に接続して実験してみました。
https://nekosoftsolar.blogspot.com/2017/06/sun-1000gtil2-lcd_18.html

7 件のコメント:

  1. パネル一枚から出来ますので、是非挑戦してみて下さい。

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  2. このインバーターを購入しようと思い色々勉強中なのですが、CTセンサーがコンセントに差し込んである図がありますが、これは実際にはクランプで電線を挟んで計測しているだけですよね?

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    1. 図が分かりづらくすいません。CTセンサは電線の片方を挟むだけです。こちらが、分かりやすいかも。 https://nekosoftsolar.blogspot.com/2017/06/sun-1000gtil2-lcd_18.html

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  3. GTIでの逆潮流制御の方法を検索してて、ここにたどり着きました。現在はFIT終了のパワコンが安く手に入るので、独立運転でリレー制御で使っていますが リレーの消耗が激しくGTIに変えようと思います。調べてて疑問が解決しませんのでアドバイスお願いします。一つ目はバッテリーとパネル両方接続しなければ使えないのですか?(残念ながら今のバッテリでは容量が少ないため、300Wパネルを接続することが出来ませんが、そのうち試してみたいと思います。)とありますので。 二つ目はパワコン起動のため電圧が160v位有ります、これに対応出来るGTIは  GTN1200LIM-Wを考えていますがどうでしょうか

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    1. バッテリはGTIが安定して動作させるために入れているだけで、なくても動きます。太陽光パネルの接続は最大電圧Vocがインバータの耐圧以下で、最大出力電圧 Vmpが動作範囲内になっていれば問題ないと思います。

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  4. 早速のアドバイスありがとうございます。良く調べてGTIに切り替えます。 余談ですがCISで設備のメンテナンスをしてた時期がありました。

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